炭水化物抜きダイエットは、短期間でみると減量効果は高いかもしれませんが
むやみに始めてしまうと健康を害する可能性があります。

出来ることなら炭水化物は、夕食・夜食・おやつにしぼって抜くことが望ましいです。
つまり、朝食と昼食はしっかり食べます。

今回の記事では、普段のメニューを少し変えることで
「炭水化物抜きダイエットのメニュー」になる工夫例をご紹介します。

①炭水化物を抜くデメリットと緩和方法を知る

炭水化物抜きダイエットのメニューになるコツの前に、
まずは炭水化物を抜くことで起こるデメリットを整理しておきます。

・脳にブドウ糖などが回らず、集中力などが低下する
・筋肉や髪など、体中のタンパク質が分解される
・心筋梗塞、脳卒中、動脈硬化のリスク
・肝臓の機能が低下する

上記のデメリットを緩和するために、どのような栄養を入れると効果的か考えます。

・鶏肉、牛乳、鶏卵などの動物性タンパク質
・動脈硬化に効果的なビタミンA C E、ポリフェノール
・肝臓に良い食物繊維、大豆製品、野菜、果物、乳製品

②炭水化物抜きダイエットのメニューの工夫：食材編

・ご飯をやめて水分を切った豆腐に変えると、カロリー控えめの植物性タンパク質になります。
・ご飯をやめてパック詰めの照り焼きチキン等に変えると、良質の動物性タンパク質になります。
・白い食パンをやめて、ライ麦パンや全粒粉のパンに変えます。
・納豆は1パック100kcalなので、高栄養なのはもちろん、カロリー計算にも使いやすいです。
・鶏卵は高栄養とカロリーを両立していますが、コレステロールがあるために食べ過ぎに注意です。

③炭水化物抜きダイエットのメニューの工夫：料理編

◆カレーライス
・ジャガイモを入れずにニンジンや茄子などを入れる。
・ご飯を使わず、水分を切った絹豆腐にする。
・あるいはご飯無しで、照り焼きチキン1～2個にカレールーをかける

◆卵焼き・目玉焼き・炒り卵
・炭水化物を抜く意味においては夜食べるのも効果的

◆サラダ
・炭水化物を抜くことで取りにくいパワーやバランスを補うために、
生野菜より多く量の取れる温野菜サラダにする

◆卵かけごはん
・ご飯の代わりに水を切った豆腐を入れて、その上に醤油を加えた溶き卵をかけます。
・上にかつお節や味のりなどを乗せると、数分で作れカロリーも抑えられてお腹にもたまるので、
残業などで遅くなった時にもオススメです。

【まとめ】

炭水化物を抜くと、減らした分のエネルギーを主にたんぱく質で補うことになります。
夕食と夜食、おやつの炭水化物にしぼって抜くことで、健康的なダイエットになります。

断水化物抜きダイエットをして効率よく痩せることを希望している方は、
良質のたんぱく質が含まれる食品と、体調を整える野菜と果物類を中心にしてください。

そのコツとして、
上記の炭水化物抜きダイエットのメニューの工夫例を参考にして頂ければ幸いです。