介護を受けるために知っておくべき知識

介護を受けるために知っておくべき知識

近年、高齢化社会が進む日本において認知症の人口は全体の15%近くになると言われています。
ご家族の中で両親・祖父母が介護・支援を受ける時が来るかもしれません。

認知症になったとき、家族の負担はそうでない時よりはるかに重いものとなるでしょう。
家族の力だけでは抱えきれず、限界が来たときには介護・福祉サービスを利用してみてはいかがでしょうか。

今回は、介護の必要性が無くなるよう、予防につながる事をお伝えしていきます。

介護の心構え

ご家族に高齢の方がいらっしゃる場合は、日頃から注意深く観察することが大切です。

もし認知症と判断されたら、元に治らないのが現状ですが、
今の時代は進行を遅らせる事はできます。早期発見、早期治療です!

そして、今後かかりつけの病院を決めておくと、介護・支援サービスを受ける必要が来たときに
手続きがとてもスムーズになります。

日常の過ごし方

介護・支援を受けるのを遅らせる為にも、日々の生活をどう過ごすかが大事になってきます。

①食事の献立
食事はお肉・お魚バランス良く食べる。

  • 高齢の方は噛み切れないという理由で、お肉を嫌がります。
    しかし、お肉は大事なタンパク質ですから、なるべく食べてもらいましょう。
  •  噛む事も脳に刺激を与える事の1つとなります。
  •  食事をしっかり摂るためにも、お口の中のケアも重要です。

これらを意識し、しっかりと噛む事で認知症予防にも繋がります。

➁趣味を持つ
カメラをもつおばあちゃん”寝て起きて食事をする”だけの日常生活ではなく、趣味があれば続けるようにしてください。
もし何もなければ、家事を一つでも任せることで脳の刺激に繋がります。

こちらも認知症予防につながるでしょう。

③コミュニケーションを取る事がとても大事

  •  朝ラジオ体操をしている地域があれば参加する。
  •  近所で高齢の方が簡単に集まれるお店があれば、入ってみましょう。
    そこで皆と会話するだけではなく、昔の歌を歌ったり、簡単なストレッチ体操をする事も出来ます。

要介護認定になる可能性

ヘルプ予防をしたとしても介護支援を受けなければならない状況になりましたら、
お住まいの地域の役所にいるケアワーカーさんに相談して下さい。

ケアワーカーさんが介護・支援を受ける対象の方と簡単な面接を行い、
かかりつけの病院と連携して、要介護か要支援かの判断が下されます

◆重要ポイント

①かかりつけの病院が無いと、その方の身体状況がすぐに判断できない為、
申請に時間がかかる場合があります。
また、「要介護 o r  要支援」どちらの判断が下されるかによって、
その先、どんな福祉サービスを受けられるかが決まります。

②福祉サービスは、しっかり手続きをしないと受けられません。
日頃から役所の方と連絡をとって、日常生活に変化がないか注意して観察する事が大事です。

ご本人の身体状況、家族の介護等で少しでも悩むことがあれば、
早めにケアワーカーさんへ相談してくださいね。
家族の介護疲れが出ないよう、皆で協力し合いましょう。

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