ダイエット中と終了後の違い! 炭水化物の一日摂取量の目安
ダイエット中は炭水化物を摂らない方が良いという声もありますが、健康的にはそうとも言い切れません。
炭水化物は脳を働かせるエネルギーにもなり、身体の老廃物を外に出すなど生きていくために必要です。
では炭水化物の一日摂取量の目安はどれくらいなのでしょうか?
その数値がわかれば、いつまでも減量する必要もなく食べ過ぎなどもコントロールできるでしょう。
今回の記事ではダイエット中・ダイエット終了後、
そして体重が落ち着いてきた後の炭水化物の一日の摂取量などについて取り上げます。
①ダイエット中(炭水化物の一日の摂取量:50~150g)
炭水化物を制限するダイエットでは、カロリーを減らす事にやっきになり、
五大栄養素の他の4つの栄養素まで制限してしまいがちです。
脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルはしっかり確保しましょう。
1.脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルを、一日の必要分だけしっかり確保する
2.その上で炭水化物を50~150g程度(200~600kcal)を摂取する
3.定期的な運動を行う。いきなり激しい運動は避ける。
②ダイエット終了後(炭水化物の一日の摂取量:100~200g)
自分が目標とした体重まで到達したらダイエット終了となりますが、
達成感からドカ食いを毎日やってしまうとリバウンドしてしまいかねません。
かといって、ダイエット中と同じ食事制限を続けるのも健康的に問題があります。
そこで、ダイエット終了後の炭水化物の取り方についてコツをご紹介します。
1.200kcal程度(炭水化物50g)食事の量を増やして基礎代謝を高めていく
減量中は身体が省エネモードになるため基礎代謝が低下気味です。
その状態で食べ過ぎると、体脂肪が一気に増えてしまいます。
食事の量を200kcal程度(炭水化物50g)増やして基礎代謝を高めていきましょう。
2.定期的な運動は続け、2週間経ったら食事の量を更に200kcal増やす
運動を続けることは、ダイエット中のみならず日常生活で健康を保つために必要です。
ダイエット後の食事量を増やしている時も、体重計の数値には注意を払いましょう。
2週間後も体重が安定していたら、食事量をもう200kcal程度増やしてみてください。
③体重が落ち着いてきた後(炭水化物の一日の摂取量:150~250g)
健康的な食生活を心がけ定期的な運動を続けていくことで、
リバウンドも起こらず生活習慣病のリスクも低い健康的な身体を手に入れることができます
1.自分の体重に合った炭水化物の摂取量を確保する
まずは、自分の体重に合った炭水化物の一日の摂取量を確保しつつ、
一日の合計カロリーを1500~2000kcal程度に納めれば簡単にはリバウンドしないでしょう。
2.カロリーよりも食べたものの栄養に気を付ける
「200kcalのシュークリーム」と「納豆1パック+バナナ1本」、どちらも200kcalですが栄養価はまったく違います。
体重が落ち着いてきたらもちろん好きなものを食べてよいのですが、
健康に気を付けるためにも日頃はカロリーよりも栄養を意識して食べることが大切です。
【まとめ】
ダイエット中は炭水化物を50~150g程度に減らすのがオススメです。
ダイエットが終了したら50g程度、炭水化物の量を増やし、
2週間くらい経過して体重が安定していたら更に50g程度の炭水化物を増やします。
炭水化物の一日の摂取量に気を付けることも大切ですが、
食べたものの栄養に注意を払う習慣をつけていきましょう。
さらに定期的な運動を続け、上記を参考に
いつでも健康的な身体を維持して頂ければ幸いです。