中高年の体に嬉しい! 低カロリーなのに高タンパクな食材5選
高タンパクと聞くとカロリーが高いイメージがありますが、
実際は高タンパクの食材は必ず高カロリーとは限りません。
身体に必要なタンパク質を低カロリーで摂取することは、
年を取っても健やかな身体を作る基本にもなってきます。
今回の記事では、そんな良質なタンパク質を低カロリーで摂取できる食材を5つご紹介します。
①大豆製品(納豆、豆腐、豆乳など)
植物性タンパク質を豊富に含むため、大豆製品全般はオススメの食材です。
・納豆
高いタンパク質だけでなく、ビタミンKやカルシウム・鉄分といったミネラルも豊富に含みます。
ビタミンKは骨の中のタンパク質を活性化させ、骨の形成を促します。
・豆腐
特に低カロリーという点で、オススメできます。
木綿豆腐と絹豆腐がありますが、木綿の方が栄養価が高いと言われます。
・豆乳
すぐに飲むことが出来るため、就寝前や起床直後のタンパク質が不足する時間帯に、
タンパク質と大豆イソフラボンを補給することが出来ます。
②鶏ササミ肉、豚ヒレ肉、牛ヒレ肉
肉類全般も高タンパクの食材ですが、部位により脂質の量やカロリーが大きく変わります。
・鶏ササミ肉
鶏肉は皮の部分に脂質が集中している特徴があります。
鶏ササミは皮が付いていない上に、タンパク質の含有量も高く、低カロリーな食材です。
・豚ヒレ肉
高タンパクで低カロリー、脂質が低めなので中高年にもオススメの食材です。
旨味があるので、ソテーやステーキといった食べ方にも適しています。
・牛ヒレ肉
牛肉はカロリーが高そうなイメージがありますが、部位によって大きく変わります。
その中でも牛ヒレ肉は低脂肪で高タンパク、低カロリーです。
鉄分も多いです。
やや高額ですが旨味があるので、様々な食べ方を楽しめる食材です。
③カツオ、サバ、タコ
青魚も高タンパクの食材です。特筆すべき点は脂質です。
肉の脂質は飽和脂肪酸でコレステロールを増やしてしまいますが、魚の脂質は不飽和脂肪酸でコレステロールを減らしてくれます。
・カツオ
高タンパクの食材の中でカツオは低カロリーですが、ビタミンB12やナイアシンに鉄分、滋養強壮で有名なタウリンも豊富に含まれています。
刺身やたたきなどで美味しく食べることが出来ます。
・サバ
サバの特筆すべき点は、良質なオメガ3脂肪酸が豊富に含まれることです。
コレステロールを下げて中性脂肪を減らす作用もあります。
タンパク質も豊富です。
・タコ
歯ごたえのある食材として有名なタコですが、低カロリーで高タンパクの食材です。
旨味もあるのでそれほど味付けしなくても、美味しく食べる事ができます。
④ツナの水煮缶
ツナを油漬けした缶が多いですが、こちらは脂質とカロリーが大きいです。
一方で油を使わず、ツナを野菜スープで煮込んだ、水煮缶もあります。
こちらは高タンパクで低カロリー、長期間の保存にも適した、オススメの食材です。
⑤無脂肪牛乳、プロテイン
どちらも粉末で売られていて、水などに溶かして飲みます。
自宅に常備しておくことで、良質なタンパク質などを手軽に補給することができます。
味などに慣れてくれば、無脂肪牛乳とプロテインをセットで飲むのも効果的です。
・無脂肪牛乳
名前の通り脂肪分をカットしてあるため、低カロリーです。
高タンパク質はもちろん、カルシウムやミネラルなども豊富です。
価格が安いため、日常的に自宅に常備して飲むことができます。
・ホエイプロテイン
牛乳から作られたプロテイン。ヨーグルトの上澄み液のタンパク質を粉末にしたものです。
無脂肪牛乳よりも更にタンパク質は高くなります。お腹が膨れるので食欲を抑えることも可能です。
筋肉を作るイメージが強いからか、男性に人気のプロテインです。
・ソイプロテイン
豆乳から作られたプロテイン。植物性タンパク質と大豆イソフラボンが豊富です。
おやつの時間や就寝前などに飲むと、長時間にわたって満腹感を保持して、タンパク質を補給できます。
イソフラボン=美容のイメージがあるからか、女性に人気のプロテインです。
【まとめ】
高タンパク質の食材で低カロリーなものを中心にご紹介しました。
大豆製品・ヒレ肉とササミ肉・青魚とタコ・ツナの水煮缶・無脂肪牛乳とプロテインなど高タンパクで低カロリーな食材には、他にも素晴らしい成分が含まれているものです。
毎食にタンパク質を欠かさずに加えて、年を取っても健康的な身体を作っていきましょう。