低炭水化物ダイエットで健康的な身体を目指す方法

低炭水化物ダイエットで健康的な身体を目指す方法

ダイエットの方法として「炭水化物抜きダイエット」というものが有名ですが、
中には「低炭水化物ダイエット」というものもあることをご存知でしょうか?

低炭水化物ダイエットとは、
炭水化物を抜くのではなく食事に占める炭水化物の摂取比率や摂取量を抑えるダイエットです。

日常的に炭水化物を抜いてしまうと、
タンパク質がブドウ糖に使われたりして人体に大きな悪い影響が出てしまいます。

今回はより低い炭水化物でダイエットを目指す方法をご紹介します。

 

①低炭水化物ダイエットの効果

〈主な効果〉
・摂取カロリーが抑えられる
・血糖値の上がり方を抑えられる
・食欲を抑制してくれる

例えば、炭水化物を完全に抜いている状態でいきなり欲して甘いものを食べると
・血糖値が急上昇し
・少し時間が経つと急上昇した血糖値が下がり
・低血糖に近い状態になる
ことで、脳が糖を求めてさらに食欲が湧いてしまいます。

食欲が沸いてしまうとカロリーも取り過ぎてしまうことは目に見えているでしょう。

しかし、低炭水化物ダイエットは、
摂取カロリー・血糖値・食欲の3つを改善することにつながります。

さらにもう一つ、低炭水化物ダイエットには大事な効果があります。
それは
『脂肪を分解するホルモン「グルカゴン」がすい臓から分泌される』
こと。

「グルカゴン」が分泌されると、
基礎代謝が上がり長い目で見て体脂肪が溜まりにくい身体を作っていくことができます。

②夜だけ炭水化物を抑える

夕食・夜食を、ディナーや飲み会などで摂ることは楽しくストレス発散にもなりますが、
炭水化物を取り過ぎてしまいがちになることが残念な点です。

集まったメンバーと楽しく分かち合っている間に食もすすみ、
知らないうちに「1食で2000kcalに迫っていた!」なんてことも充分考えられます。

楽しいのは何よりなのですが、
ダイエット中ならば夜の炭水化物を抑えることが減量にはとても効果的です。

だからと言ってすぐに夜の炭水化物を抑えようとしても負担になりかねません。
そこで

・夕食はご飯や麺類などの量を減らして準備する
・「いただきます」の後はまず野菜やスープから食べる
・野菜やスープの後は「炭水化物を半分→主菜などのタンパク質→炭水化物の残り」の順番で食べる

ことを意識してみましょう。
これだけでも、低炭水化物ダイエットが手軽にできます。

 

③朝と昼の炭水化物は減らさない

朝食と昼食で摂取する炭水化物は、仕事や日常生活などで大事なエネルギーとなります。

そのエネルギーを減らしてしまうと、イライラが溜まりダイエットに挫折してしまう可能性も高まってしまいます。

ダイエットを心身ともに健康的に行うには、朝食・昼食ではしっかりと炭水化物を摂ることが大切です。

④「ダイエット期間」と「減らす体重」の目安を知る

よくネット上などで
・「1週間で●kg痩せた!」
・「1ヶ月で楽に●kg減った!」
といった成功者の声を見かけることがありますよね。

残念ながら、体重は簡単には減らないものなのです。

減ったとしても、短期間で一気に減量してしまうとリバウンドなど悪い影響の方が強くなってってしまいます。

そこで、リバウンドを避けて成功した理想の体型を維持させるためにも
「ダイエットをする期間」と「減らす体重」の目安を知っておくことが大切です。

その目安とは「1か月に現体重の5%を落とす」です。
例えば

・現在60kgなら、1か月後は57kg
・現在80kgなら、1か月後は76kg

というように計算していきます。

正直、早く痩せたいと願う方には少し物足りない数字に見えるかもしれません。

しかし、現体重の5%減を1か月ごとに更新することによって、
達成感からダイエットの意欲が継続し目標体重まで確実に歩むことができるでしょう。

急いでダイエットをして挫折してしまったり、成功してもリバウンドしてしまったりではもったいないです。

1か月後の自分ではなく1年後の自分を見て、
5%ずつ確実に減らしていくことを理想の体型を維持するためにもオススメします。

 

【まとめ】

<低炭水化物ダイエットで健康的に痩せる方法>

◆夜の炭水化物をしっかり減らす
◆朝と昼は、炭水化物を摂る
◆1ヶ月後は物足りなくても現体重の5%減を目指す

いかがでしたか?
上手にダイエットを行えば、健康的な身体を確実に目指すことができます。
その1つとして、低炭水化物ダイエットはオススメです。

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