40代以上は積極的に摂りたい!? ルテインの役目とは?
ルテインとはカロテノイドと呼ばれる天然色素の1つです。
分子中に酵素を含まないカロテノイドをカロチンと言います。
目の病気との関連から、最近ルテインについて取り上げられる機会が増えました。
今回はルテインの「重要性・効果・効果的な摂り方」について、ご紹介します。
①ルテインの重要性
カロチンと同様にルテインは、緑黄色野菜に多く含まれており、
体内では合成されない栄養素です。
40代を過ぎてからルテインはどんどん減ってしまいますので、
食事などでどんどん摂取する必要があります。
食事などで摂り切れない場合は、サプリメントの利用もよいでしょう。
40代を過ぎたあたりから、白内障や緑内障といった目の病気を患う方が多いのも、
体内のルテインが不足している可能性が考えられます。
ですので、ルテインは栄養素のなかでも重要性があるのです。
②ルテインはどんな効果?
ルテインは目の健康に大きく関係しています。
紫外線やブルーライトなどの有害な光から目を守り、
網膜を活性酸素から守ります。
現代では、スマートフォンやパソコンに触れる機会が多くなり、
日常的に眼精疲労を感じやすくなりました。
強い頭痛や肩こりも眼精疲労が原因になっている可能性があります。
目の疲れや頭痛、肩こりで悩む事が増えた方は、
ぜひこのルテインを摂取してみてください。
眼精疲労だけでなく、
白内障や緑内障など眼病を予防する効果がルテインにはあります。
活性酸素から守る成分を抗酸化力とも呼びますが、
目だけでなく肌などの老化防止にも効果があります。
つまり、アンチエイジングにも効果があるというわけです。
③ルテインの効果的な摂り方
ルテインはビタミンAと同様に脂溶性の物質なので、油で調理すると吸収率が高まります。
ほうれん草の油炒めなどは効果的な調理といえます。
ただし、ほうれん草を始め、野菜などに含まれる、
ルテインの含有量は少ないと言われています。
1日のルテイン摂取量は8mgくらいが理想なのですが、
野菜で摂取できない分はサプリメントで補うのもオススメです。
緑茶にもほうれん草に匹敵するほどのルテインが含まれていると言われます。
意識的に緑茶を飲む機会を増やしてみてはいかがでしょうか。
【まとめ】
ルテインは40代を過ぎてから減少が進みます。
眼精疲労・白内障や緑内障が増えてくるのも、ルテインの減少が影響している可能性があります。
また、ルテインは目の健康だけでなく、肌などの老化防止にも効果があります。
ルテインはカロチンと同様に、緑黄色野菜や緑茶などに含まれ、
野菜の油炒めは体内への吸収を促進します。
ただし、含有量は少なめなので、サプリの併用もお勧めです。