たんぱく質でダイエットを効果的にするための3つのテクニック
食事を減らすダイエット法は、
昔から現在に至るまで色いろな方法が流行ったり消えたりしています。
健康的に痩せることは、私たちの永遠の課題なのかもしれません。
ここでは、健康的に痩せる方法の1つとして、
たんぱく質でダイエットを効果的にするテクニックを3つご紹介していきます。
⓪テクニックの前に
たんぱく質でダイエットを効果的にするテクニックをお伝えする前に、
ダイエットを無理に意識しないよう基本的なことをお伝えしておきます。
たんぱく質でダイエットを効果的にするには、
たんぱく質と関連する栄養素をしっかり摂り、
トレーニングを定期的に行ったりすることが重要です。
筋肉や骨をしっかり作る事により基礎代謝が高まり、
食事を減らさなくても痩せることが出来るようになります。
そうすると、ダイエットを無理に意識する必要がなくなります。
①骨と筋肉を作る栄養素を理解する
たんぱく質でダイエットを効果的にするには、
骨と筋肉を作る栄養素を理解することが大切です。
では、どのような栄養素を摂れば、骨や筋肉が作られるのでしょうか?
下記の表にまとめましたが、どちらもたんぱく質だけでは作られないことがわかります。
[骨を作る栄養素]
・カルシウム・・・骨の成分(乳製品、小魚、大豆製品、緑黄色野菜など)
・ビタミンD・・・カルシウムの吸収を促進(キノコ類、魚介類)
・ビタミンK・・・カルシウムの吸収を促進(納豆、ひじき、わかめなど)
・たんぱく質・・・コラーゲンの生成を促し、カルシウムの吸収を促進
・その他の栄養・・・ビタミンB6とB12、葉酸、マグネシウムなど
[筋肉を作る栄養素]
・たんぱく質・・・筋肉、皮膚、髪の毛など人体のあらゆる部分を作る
・9種の必須アミノ酸・・・人体で作る事が出来ないアミノ酸
・11種の非必須アミノ酸・・・人体で作る事が出来るアミノ酸
・糖質と脂質・・・筋肉を動かすために必要
・ビタミンB6・・・たんぱく質を分解して、アミノ酸に変える(にんにく、青魚、レバー)
・ミネラル・・・糖分やたんぱく質の働きを補助
②高たんぱく質で低カロリーの食材を活用する
ダイエット中は同じ食材でも、なるべく低カロリーのものを使いたいですね。
ここではたんぱく質でダイエットを効果的にすること向いた、
高たんぱく質で低カロリーのものをいくつかご紹介します。
・スキムミルク(無脂肪牛乳)
牛乳から脂肪分を取り除いて粉末にしたものが売られています。
たんぱく質やカルシウム、ミネラルも豊富なため、骨を作るのに最適です。
・納豆
大豆という植物性のたんぱく質はもちろん、カルシウムや鉄分などミネラルも豊富なため、
手軽にバランスの良い栄養を摂ることができます。
ビタミンKが摂れる食材が少ないため、納豆は貴重な存在です。
・ツナ缶
昔は油漬けのツナ缶が多かったですが、今では水煮タイプのツナ缶が増えています。
当然のことながら、余分な油を含まない水煮のツナ缶は、たんぱく質を手軽に補給できる食材です。
・プロテイン
自宅にプロテインのパウダーを常備しておくと、食事が少なかったり、
炭水化物に偏ったりしたときに、良質のたんぱく質を補給できます。
③たんぱく質の効果を高める活動をする
たんぱく質でダイエットを効果的にするテクニックの最後は
「たんぱく質の効果を高める活動」をすることです。
その活動方法をご紹介していきます。
・日光浴
紫外線を浴びることによってビタミンDを活性化させ、骨を強化することができます。
直接、紫外線を肌に浴びることが良いと言われていますので、
日焼け止めを塗らずにほどほどに浴びる習慣をつけましょう。
・筋力トレーニング
たんぱく質をたくさん食べるだけでは、なかなか筋肉はつかないものです。
カロリーの取り過ぎになる可能性もあるため、積極的に筋トレも行いましょう。
ほどほどに疲れる程度の回数で1日数セット、できるだけ継続して行いましょう。
「筋トレをした日はたんぱく質の摂取を倍近くに増やすこと」
と
「運動後45分以内にたんぱく質を摂ること」
が大事なので意識することをオススメします。
【まとめ】
◆骨や筋肉はたんぱく質だけでは作られない
◆高たんぱく質で低カロリーの食材を活用する
◆食べるだけではなく、身体を動かす活動も増やす
ここまで、たんぱく質でダイエットを効果的にする方法をご紹介しました。
いかがでしたか?
たんぱく質でダイエットを効果的にするテクニックを使うことで
「筋肉が増えて基礎代謝が上がりダイエットを意識しなくても、体重が適正に保たれる」
そんな健康的で夢のようなダイエットが可能です。
ぜひご参考にしてみてください。