糖質と炭水化物を上手に摂って健康的に暮らす方法
ダイエットを始めると糖質や炭水化物を避けがちになります。
しかし、これら糖質や炭水化物は、人間にとって必要な栄養素です。
糖質や炭水化物が不足すると、脳の働きが鈍くなり生活や仕事などに影響が出てきます。
今回は、糖質と炭水化物の主な働きを確認して、糖質を食べ過ぎてしまった時の対処法をいくつかご紹介します。
①炭水化物の主な働き
炭水化物は「糖質」と「食物繊維」に分けられます。ご飯などには両方が含まれます。
ダイエットで避けられがちな「炭水化物」は「糖質」の事だと思ってよいでしょう。
「糖質」は体内でブドウ糖などや果糖などに変わります。
脳を動かすエネルギーになり、筋肉や赤血球を動かす際にも必要です。
「食物繊維」は水溶性のものと、不溶性のものがありますが、糖分や脂質の吸収を穏やかにし、老廃物や悪玉菌などを体外に排出します。
②糖質を食べ過ぎてしまった時の対処法
食べ過ぎてしまうと、翌朝の体重計で数値が増えてしまう可能性があり、それを見て罪悪感やイライラなど、嫌な感情を感じやすくなります。
食べてしまったものは、無かった事には出来ないので、翌日にしっかり調整する方法をお伝えします。
1.いつもより運動してみる
体内の糖質を出来るだけ、エネルギーとして消費させる方法です。
通勤時間に1駅分歩いてみる、階段を使う、職場の昼休みも散歩に行くなど運動量を増やしてみることがオススメです。
2.甘いものは控える
特に砂糖は糖質の中でも吸収が早いため、体脂肪にもなりやすいものです。
スイーツやクリームパン、缶ジュースなどを飲む人は、少しでも控える習慣を付けましょう。
これは食べ過ぎた翌日だけでなく、日常的に心がけると、健康的な生活になります。
3.糖質の代謝を助ける栄養素を摂る
ビタミンB1・・・青魚・レバー・うなぎ・豚肉・胚芽米などに含まれます
ナイアシン・・・青魚・ピーナッツ・鶏肉・しいたけなどに含まれます
4.主食の量を3/4に減らす
ごはん・パン・パスタなど主食の量を減らす事も効果的です。
いつもご飯を茶碗山盛り(200g)で食べている人なら、少し盛り付ける余裕があるくらい(150g)で食べます。
毎日食べる主食の量を意識的に少し抑えるのは、ダイエット中の人にはとてもオススメです。
【まとめ】
日常的に糖質と炭水化物を食べ過ぎないようにする努力も大切ですが、食事の量には必ず波があるので、糖質や炭水化物を食べ過ぎてしまう事もありますよね。
その際は翌日の糖質の摂取量を、調整してみましょう。
・運動量を増やす
・甘いものを避ける
・糖質や炭水化物の代謝を助ける栄養素を摂る
・主食を少し減らす
などを参考に、摂りすぎた炭水化物が体脂肪に変わらない工夫をしてみてください。