イライラしないための女性ホルモンサプリの活用法
加齢とともに減ってしまう女性ホルモン。
ホルモンバランスが乱れることで更年期障害を始め、自律神経失調症や肌荒れ、生理痛やイライラなど様々な悪い影響を引き起こします。
今回の記事では女性ホルモンのサプリに入っている成分の代表的なものをご紹介して、より効果的な活用方法に迫っていきます。
女性ホルモンの種類
女性ホルモンは「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類に分かれます。
・エストロゲン(卵胞ホルモン)・・・美のホルモン。肌のハリやツヤ、くびれ体型にするなど
・プロゲステロン(黄体ホルモン)・・・母のホルモン。子宮の健康、体温を上げるなど
市販されている女性ホルモンのサプリは、多くがエストロゲンに似た成分です。
「女性の美しさ」がテーマなだけに、サプリの競争が激しい世界です。
①プロゲステロンに似た成分のサプリ
はじめに少数派の「プロゲステロン」に似た成分のサプリを取り上げます。
・ビタミンE
抗酸化作用があるビタミンは、精子や卵子を活性酸素から守り、自律神経を整え、血流を整えて子宮の健康を保ちます。
脂溶性のビタミンなので取り過ぎに注意。
・ビタミンC
ビタミンEと同様に抗酸化作用があります。こちらは水溶性のビタミンなので、取り過ぎても身体に蓄積されることがありません。
ビタミンCは身体への良い効果がたくさんあるので、積極的に摂ると良いでしょう。
・葉酸(別名ビタミンB9、ビタミンM)
黄体ホルモンのサプリで一番効果があると言われるのが、葉酸のサプリです。水溶性のビタミンなので、取り過ぎで身体に蓄積はされません。
葉酸は骨を作る栄養素でもあり、カルシウムや鉄分、ビタミンDなどと一緒に摂ることで、子宮内の赤ちゃんにも丈夫な骨が作られます。
②エストロゲンに似た成分のサプリ
女性ホルモンサプリの多くを占めるのが、エストロゲンと似た効果のサプリです。美しさを作り、自律神経とホルモンバランスを整える成分が多いです。
・大豆イソフラボン
納豆や豆乳などにも含まれる成分。自律神経とホルモンバランスを整えます。
効果が比較的穏やかなので、大豆アレルギーが無ければ、多くの方にオススメです。
・プエラリア
美を作るサプリとして、多くの女性ホルモンサプリに使われています。
大豆イソフラボンと似ていますが、エストロゲンとしての効果が強い印象です。
・ヒアルロン酸
ムコ多糖の一種。水分を保持する効果が高く、みずみずしい肌を作ります。
・コラーゲン
タンパク質の一種。美肌効果はもちろん、軟骨にも必要で関節痛を緩和する成分です。
・プラセンタ
胎盤エキス。抗酸化力を向上させ、ヒアルロン酸を生成し、細胞の新陳代謝を促す成分です。
・マカ
アブラナ科の根菜。滋養強壮の効果が強く、エストロゲンに似た成分もあります。
・ザクロ
果実。ビタミンCやポリフェノールを含み、抗酸化作用で美肌を作る成分です。
【まとめ】
女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンの2つがあり、
どちらか一方だけを大量に摂取すると、偏った効果になる可能性があります。
特にホルモンバランスが乱れている方は、
エストロゲンとプロゲステロンの両方の成分が配合されたサプリメントを探してみるのも1つの方法です。
ご自身に合ったサプリを探すご参考になれば幸いです。