栄養バランスを整えるために実践したい3つの具体的な方法

栄養バランスを整えるために実践したい3つの具体的な方法

「栄養バランス」という言葉を本当によく耳にします。
「偏った食事はいけません」と多くの方が聞いて育ってきたかと思います。
それでは何をどう摂れば栄養バランスが良くなるのでしょうか?

食品によって含まれる栄養素は大きく異なり、組み合わせ方も無数にあります。
今回の記事では三大栄養素と言われる「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」にしぼって、栄養バランスを良くする方法についてご紹介します。

三大栄養素のバランスのことをPFCバランスと言います。

・たんぱく質(Protein)
・脂質(Fat)
・炭水化物(Carbohydrate)

この三つから摂取するエネルギーの比率のバランスが重要です。
では、それぞれの栄養をみていきましょう。

①たんぱく質:意識的に増やす

1日のエネルギーの約2割はたんぱく質から摂るのが望ましいとされています。
筋肉や血液などを作る重要な栄養素で、ダイエットを始めると減らされやすい傾向があります。

たんぱく質が含まれる食品として、魚介類・肉類・卵・乳製品・大豆製品などがあります。
3食にはたんぱく質の食品を必ず入れて、良質なたんぱく質を補給し続けることが大切です。

②脂質:積極的に減らす

1日のエネルギーの約2割は脂質から摂るのが望ましいとされています。
現代の日本人は脂質を摂りすぎる傾向にあります。

脂質1gあたり9kcalに変わることになりますが、この数値は炭水化物やたんぱく質の1gあたり4kcalの倍以上にあたります。
油の多い揚げ物やスナック菓子、ジャンクフードなどを食べると、たちまち多量のカロリーを脂質から摂ることになります。
日常的にこれらの食品を摂る方は、なるべく控えるようにしましょう。

③炭水化物:適度に減らす

1日のエネルギーの6割は炭水化物から摂るのが望ましいとされています。
脳を動かすエネルギーになるため、大きく減らすのは危険です。
さらに食物繊維も含まれるため、毎日の食事で重要です。
朝と昼は充分に炭水化物を摂るようにしてください。

その一方で夜摂取した炭水化物は、脂肪として蓄積されやすいので、
夕食と夜食で炭水化物を減らすことは、健康的で有効です。

【まとめ】

たんぱく質と脂質と炭水化物から、バランス良くエネルギーを摂ることが、栄養バランス(三大栄養素)を良くする秘訣です。

私たちは脂質を摂りすぎてしまう傾向があります。
逆にダイエットを始めると、たんぱく質か炭水化物を大きく減らそうとします。
脂質を積極的に減らし、炭水化物は適度に減らす。
そしてたんぱく質は、むしろ増やした方が良いくらいともいえるでしょう。

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