たんぱく質とプロテイン 不足しないための3つのコツ
たんぱく質不足は日本人のほとんどの年代に言えることですが、特に中高年はたんぱく質が不足しがちです。
ミドル世代は「肉を食べ過ぎないように」言われ、
高齢者は「肉を食べるように」と言われ、
一体どうしたらよいかわからなくなっていませんか?
この記事では中高年の方が、無理なくたんぱく質を補給するためのコツをご紹介します。
①ミドル世代は植物性のたんぱく質を中心に摂る
40代以上のミドル世代は、植物性のたんぱく質を多めに摂った方が良いです。
豆乳や納豆、豆腐などの大豆製品、豆類など一部の野菜に植物性たんぱく質が含まれます。
肉類などの動物性たんぱく質を取り過ぎると、塩分やコレステロール、カロリーなども取り過ぎてしまい、肥満や高血圧など生活習慣病のリスクが高まります。
大豆製品などで低カロリーな植物性たんぱく質を多めに摂り、動物性たんぱく質も必須アミノ酸をすべて補給できるため、それなりに必要です。
②高齢者は肉類を多く食べても良い
40代以上のミドル世代は、肉類など動物性たんぱく質を食べ過ぎると生活習慣病のリスクが高まります。
ところが65歳以上の高齢者は、肉類を多く食べた方が良いと言われます。
その理由として、高齢になるとアルブミンというたんぱく質を作る能力が低下することが挙げられます。
アルブミンは筋肉や血液、免疫細胞などを作るために欠かせない成分です。
年を取ることで、自分でアルブミンを作りにくくなるため、肉類などのたんぱく質で補給する必要が出てきます。
③たんぱく質をプロテインで補給する
たんぱく質をプロテインと呼ばれる粉末にした食品があります。
牛乳のたんぱく質から作られた「ホエイ」と「カゼイン」、大豆たんぱくから作られた「ソイ」この3つがプロテインと呼ばれています。
プロテインパウダーを自宅に常備しておけば、いつでも手軽に高品質なたんぱく質をプロテインから摂ることができます。
ホエイプロテインとカゼインプロテインが動物性たんぱく質。ソイプロテインが植物性たんぱく質にあたります。
【まとめ】
ミドル世代は植物性たんぱく質を中心に摂ります。
ただし、肉や魚などの動物性たんぱく質もそれなりに必要です。
高齢者は肉類を多めに食べても大丈夫です。肉類を避ける方が多いため、トライしてみると良いでしょう。
また、たんぱく質をプロテインで補給すると、とても手軽で便利です。
ぜひ自宅に常備しておくことをオススメします。