膝の軟骨のすり減らしを防ぐ栄養素

膝の軟骨のすり減らしを防ぐ栄養素

いつも膝の痛みに悩まされている方は、たくさんおられると思いますが、
身近な方でそんな悩みを聞いたりしませんか?

原因の多くは加齢によるものとされていますが、痛いままにしておくわけにはいきません。
どうして膝が痛いのか、どうすれば軽減できるのか、正しい方法を知っておくと、
かなり痛みに対処できます。

そもそも、なぜ加齢によって膝が痛くなるのでしょうか?

私たちの身体を支える下半身には「膝関節」「股関節」「足関節」の3つの関節があります。
これらの関節のおかげで歩く、走る、しゃがむといった動作ができるのです。

中でも膝は最も負担がかかる関節であり、歩く場合、膝は私たちの体重の2〜3倍もの負荷が
かかっているとも言われています。

膝にかかる負担は、何が原因?

関節の骨と骨の潤滑油となっているのが膝軟骨です。
この膝軟骨が摩耗し、そのかけらが骨の膜を刺激して炎症を起こし、膝の痛みになる原因
なります。

残念ながら、この膝軟骨は再生されません。
ですから外部から補ってあげる他に対処法はないのが現状です。

しかし、必ずしも医療処置に頼るしか方法がないとは限りません。
毎日の食事の中で筋肉を強化し、磨り減ってしまった膝軟骨を補うことができるのです。

膝関節の痛みを防いでくれるのは、太もも前側の筋肉「大腿四頭筋」

この筋肉だけでなく、全身の筋肉を強めることができれば、
加齢により筋力も弱りがちな方々には、一石二鳥と言えるでしょう。

では、筋肉を強くするためには、どのような食事がいいのでしょうか?

筋肉づくりの材料となる栄養素

筋肉を作るのは「タンパク質」「アミノ酸」です。
このタンパク質を多く含み、なおかつ脂肪分の少ない食材は鶏ささみです。鶏ささみフィレと野菜サラダ その他イワシの丸干し、ツナ、牛乳など肉類、魚介類、乳製品など多岐にわたって、
タンパク質を含む食品は存在します。

しかしこのタンパク質、単一で摂取するのはではなく、
「ビタミンB6」「葉酸」「マグネシウム」「亜鉛」などを一緒に摂る必要があります
これらの食材を一緒に摂取することによってタンパク質が体内で働いてくれる訳なのです。

タンパク質を吸収する食材

これらの栄養素を多く含み、日常で取り入れやすいお勧め食材は、

  • 卵、納豆、焼き海苔、ごま、昆布、わかめ
  • 秋刀魚、さば、あじ
  • 枝豆、小松菜、ブロッコリー、バナナ など

例えば、朝食にイワシの丸干し、納豆、焼き海苔、ワカメと小松菜のお味噌汁にし、
夕食には鶏ささみのソテー、茹で枝豆、卵豆腐など…色々と思いつきそうです。
牡蠣や牛肉にも「亜鉛」が多く含まれていますので、
これからの寒い季節にピッタリである鍋物にも活躍しそうですね。しゃぶしゃぶ

~まとめ~

いかがでしたか?毎日の食事の中で少し意識するだけで膝軟骨の痛みを軽減できるのでしたら、
是非とも試したくなりますね。
日々の無理のないストレッチと筋肉を強くする食事をし、
いきいきとしたライフスタイルが送れるように実践していきましょう。

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