知って予防できる膝の軟骨が減ってしまう仕組み

知って予防できる膝の軟骨が減ってしまう仕組み

身体の老化が進むと身体中の軟骨が減りやすくなり、関節に痛みを感じやすくなってきます。
老化は仕方のないことですが、膝などの関節の痛みは何とかできないでしょうか?

生活習慣の改善と必要な栄養の摂取により、軟骨の減少をサポートすることが可能です。
今回の記事では、膝の軟骨が減ってしまう仕組みと、膝の軟骨に必要な栄養についてご紹介していきます。

【膝の軟骨が減ってしまう原因】

①加齢

加齢による軟骨の減少が最も大きい要因と言われています。
体内での軟骨の生成量が減少するために、日常生活をしているだけですり減ってしまうのです。
軟骨がすり減ると、関節への痛みを感じやすくなってきます。

基礎代謝の低下も軟骨の減少と関係があります。
自分の足で歩ける元気な方ほど、基礎代謝も高い傾向があります。
日常的に運動する・筋肉を付けるなど基礎代謝を高める活動を行うことで、軟骨の減少をサポートできます。

 

②肥満

歩くだけで体重の2~3倍の力が、膝関節にかかってきます。
体重が増えて肥満になると、それだけ膝への負担が大きくなるということです。

歩くだけで膝軟骨がすり減るだけでなく、膝関節の変形も引き起こす可能性があります。
日頃から体重管理を心がけましょう。

 

③食習慣と栄養不足

高カロリー・高い塩分・高いコレステロールの食事が続くなど、乱れた食生活も要因の1つです。
糖尿病や高血圧などの生活習慣病は、軟骨にも大きく影響してきます。

軟骨を形成するために必要な成分は、ビタミン・アミノ酸・ミネラルなどです。
野菜・キノコ類・果物・海藻類・魚介類などを使った食事をしっかり摂りましょう。

 

④外的要因

激しいスポーツや肉体労働で関節を酷使したり怪我をしてしまうと、
膝の軟骨が減少する恐れがあります。

適度な運動は健康に必要ですが、いきなり過度な運動をすると
関節など身体の様々な部位に負担がかかる恐れがあるのです。

運動不足が気になる場合でも、まずは散歩や軽いストレッチなどから始めるようにしてください。

 

【膝の軟骨に必要な成分】

ここでは、膝の軟骨に必要な成分をまとめています。

①軟骨を作る成分

プロテオグリカン:グルコサミンとコンドロイチンに関係した、両者の中間にあたる成分。
コラーゲン:軟骨の原料。関節の滑らかな動きに良いと言われています。
ヒアルロン酸:軟骨の吸水性を高め、関節を丈夫にすることが期待できる成分です。

 

②骨を強くする成分

関節は骨と骨をつなぐため、骨の強化も重要です。カルシウム不足は骨粗しょう症を引き起こし、
関節の変形などに発展する恐れがあります。

以下は骨を強くすることが期待できる成分です。
・カルシウム  ・ビタミンD ・葉酸 ・ビタミンB群

 

③関節の痛みを緩和する成分

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は混同しやすいですが、
オメガ6は油っこい食事に大量に含まれるもので、青魚などに含まれるオメガ3とは関係がありません。

・オメガ3脂肪酸
青魚の油に含まれる成分で、炎症に対して効果があると言われるものです。
EPAやDHAという名のサプリメントとしても、商品を見かけます。

 

【まとめ】

膝の軟骨が減ってしまう原因として
加齢・肥満・食習慣と栄養不足・外的要因があります。

・軟骨に必要な成分をしっかり摂る
・食生活を改善して適正な体重を保つ
・散歩などの軽い運動を習慣化する

以上のようなことを実践して、膝の軟骨の減少を予防して、
年をとっても健やかな生活を目指していきましょう。

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