骨の痛み、主な原因ベスト5
骨の痛みは原因によって対処も違ってきます。
ここでは、骨の痛みを感じる原因として考えられる5つの点をご紹介します。
1.骨折
まず1つ目は、外的な要因による痛み(骨折)です。
どこかに手や足をぶつけた時でも骨が痛いと感じるかもしれませんが、
- いつまでも酷く痛む
- ぶつけた時にみるみる腫れる
といった場合は、骨にヒビが入ったあるいは骨折の可能性があります。
骨粗しょう症の女性は特に、目立った外傷がなくても疲労骨折、圧迫骨折している場合があります。
2. リウマチ
2つ目の原因として挙げられるのが、リウマチです。
骨が痛い、というより関節が痛い、と感じる場合はリウマチを疑いましょう。
リウマチは、足の指などに違和感や痛みを感じ出し、徐々に身体の内側に進行する病気です。
また初期の場合、痛みは朝に感じることが多いようです。
3. 関節炎
3つ目の原因は、関節炎です。
関節炎とは、外傷が原因となる以外の関節の炎症全てを指します。
◆具体的な炎症
- 細菌感染が原因となる細菌性関節炎
- 結核性関節炎
- 関節リウマチ
- 痛風 など
関節炎の場合、肩や肘の骨が痛いと感じることが多いようです。
関節炎の要因により対処法も違いますので、自己判断は禁物と言えるでしょう。
4. 骨肉腫
4つ目の原因は、「骨肉腫」という骨の癌です。
骨肉腫の特徴としては、発症する患者の大半が20歳以下の若者であるということです。
◆症状
- 初期症状としては、骨がたまにズキッと痛みますが、すぐにおさまります。
- 若いため、筋肉痛や成長痛と勘違いされる場合も多いようです。
- 進行するとズキズキと強い痛みに変わり患部が腫れたり、熱を持ったりします。
近年では、比較的長期生存率が高く、完治も十分可能ですので、初期症状を見逃さないことが重要です。
5. 関節炎
5つ目の原因ですが、一番深刻な白血病になります。
白血病で骨が痛いと感じる時は、病気が進行し、骨髄の中に白血病細胞があふれて圧迫している状態です。
白血病の初期症状を見逃しさえしなければ、白血病といえども早期発見早期治療の対処で治る可能があります。
~最後に~
いかがでしたか?骨の痛みだけでも、これほどたくさんの病気の可能性が見られます。
恐ろしい気もしますが、いずれの病気も早く発見して正しく対処すれば、
深刻な事態も避けることが可能です。
骨の痛みを感じる時は、まず症状をよく観察し、そして自己診断に頼らず、
病院へ相談しに行きましょう。
自分の身体のことですから、まずは自分で毎日の生活の中でよく観察してみる。
いつもと違う症状、違和感のあることに気付く習慣をつけていきたいですね!