中高年は率先して摂ろう! 高タンパク質と加齢の反比例な関係性

中高年は率先して摂ろう! 高タンパク質と加齢の反比例な関係性

コラーゲンとは、数種のアミノ酸から構成されているタンパク質です。
私たち人間の身体は、水分を除いた成分の6割はタンパク質で構成され、
そのタンパク質の3割をコラーゲンが占めています。

今回の記事では、高タンパク質としてコラーゲンを取り上げ、
積極的にコラーゲンを摂取することで、見た目の若返りが可能な事をお伝えします。

① コラーゲンの構成要素

肌はもちろん、筋肉・内臓・骨・血管・目・髪など、
コラーゲンは身体のあらゆる部分を構成している重要な成分になるのです。

コラーゲンの3分の2を、グリシン・プロリン・アラニン・ヒドロキシプロリンの4種のアミノ酸が占めます。

② 老化によるコラーゲンの減少

しかし、体内のコラーゲンは20代半ばから減り始め、
40歳ですでに20歳の半分の量までに減少すると言われています。

コラーゲンが減少することで、細胞の新陳代謝が衰えてシミやシワが目立ってきたり、
肌の弾力やみずみずしさが失われ肌がたるんだりと見た目の老化が進みます。
シミやそばかすが目立ってくる場合もあるでしょう。

③ 減少したコラーゲンを増やして、見た目の若返りへ

コラーゲンを含む高タンパク質を摂取することで「体内のコラーゲン合成が活発化する」と、
最新の研究で明らかにされています。

先述した「ヒドロキシプロリン」と呼ばれるコラーゲンに含まれるアミノ酸が、
コラーゲンの生成を促進する役割を持っています。

同じく美容に嬉しい成分の、ヒアルロン酸やエラスチンも増える効果もあるのです。
細胞が劣化している方が、ヒドロキシプロリンが効果的に働くと言われています。

つまり、見た目の老化が目立ってくる中高年の方が、コラーゲンを積極的に摂取することで
効果的にハリと潤いのある肌を作ってくれるのです。

更にコラーゲンは、シミやそばかすの予防にも効果があります。
メラニン色素が沈着しにくい肌に変えてくれるのです。

④ コラーゲンが含まれる主な食品

ではここで、コラーゲンが多く含まれる高タンパク質食品をいくつかご紹介します。
ビタミンCと一緒に摂ることで、よりコラーゲンを安定させることができます。

◇牛すじ・牛テール・豚足・豚バラ肉・鶏の手羽先・鶏の皮
◇豚骨ラーメンのスープ(牛・豚・鶏の骨を煮込む)
◇えび・カレイ・うなぎ・フカヒレ・スッポン・クラゲ
◇ゼリー・プリン・ゼラチン・杏仁豆腐

比較的、中華料理にはコラーゲンを含む食材が多いと言われています。
また、上記より高タンパク質食品には、高カロリーの食品や高級な食材が多いことがわかります。

食べ過ぎにはくれぐれも注意が必要です。

【まとめ】

コラーゲンを摂ることで、コラーゲンの合成が活発化するというのは意外な事実かもしれません。

中高年になると、コラーゲンが若い頃の半分になるとご紹介しましたが、
積極的に摂取することで見た目の若返りが期待出来そうですね。

頑張ったご褒美に美味しいものを食べるときには、
ぜひコラーゲンたっぷりの料理を選んでみてはいかがでしょうか?

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