有名女優も実践している健康で長生きする生活習慣とは?
いつまでも美しく若々しくありたい。
女性なら誰でもそんなふうに思っていることでしょう。
ですが、そのためには当然、すべての資本となる身体を大切にしなければいけません。
つまり、健康な状態を保つということですね。
特に食事・運動・睡眠の3つのバランスを整えることは、重要なキーポイントと言えます。
わかってはいるけれどなかなか思うようにいかない。そんな方も多いでしょう。
そこで、前回の記事に引き続き、元宝塚で女優の平みちさん(以下平さん)が実践している生活習慣をご紹介します。
あなたもこの機会に平さんのマネをしてみるもの良いかもしれません。
1、健康になるためにはやっぱりこれしかない?
平さんが還暦を過ぎても美しさを保ち若々しい理由は、やはり毎日コツコツと健康を意識したことを実践しているからではないでしょうか。
宝塚では歌い踊りながらお芝居をしなくてはいけません。
そのため、平さんは当時しっかりと歌えるようになるためにと、毎日楽屋で30回も歌の練習をしたそうです。
歌の上手い人は身体を使ってキレイな声を出します。オペラ歌手の姿を見るとよくわかりますよね。
つまり、身体が健康でないとできない芸当なのです。
私たち人間はついつい楽をしたがる生き物ですよね。
例えば、歩くことが健康につながることは知っているけれど、階段をつかうのが面倒でエレベーターやエスカレーターをつかってしまうという人は多いと思います。
でも、平さんは普通なら面倒に感じることをコツコツと実践してきたのです。
平さんはご自身を大器晩成と表現しています。
大器晩成とは一般的に40代~50代で大成することを言いますが、その年になって突然に成功するわけではありません。
それまで積み重ねたものが、ようやく実を結ぶという意味です。
健康もそれと同じで、やっぱり毎日コツコツと身体に良いことをやるしかないと言えます。
2、ベッドよりも布団で寝る理由
では具体的に平さんはどんな生活習慣で健康を保っているのでしょうか。
その一部をご紹介すると、まずベッドではなく布団で寝ているそうです。
もしかすると、あなたは布団で寝ることに、何か健康になるヒントが隠されているの?と疑問を感じたかもしれません。
布団で寝るということは、最低でも布団を敷いたり畳んだりしなければいけません。それに、天気の良い日なら布団を干すこともあるはずです。
この3つ行動だけでも、足腰をよく動かしますから運動になります。
さらに、平さんは朝起きたら布団を横に置いて、毎日15分ほど体操をするそうです。
体操をする理由はもともと身体が硬いからとのこと。体操は腹筋や背筋、スクワットなどを交えて行っているそうです。
こう聞くと、布団で寝るのは良いとしても、毎日起きたら体操なんて面倒に感じてしまいますよね。
でも、この面倒なことをやるからこそ健康でいられるんですね。
特に平さんの場合は、女優という職業柄、その時間が必要なのかもしれません。
もし毎日15分の体操が面倒だと思ったら、たった5分でも良いと思います。
大切なことは毎日コツコツと実践することです。
せっかくの機会ですから、明日の朝起きたら体操を始めてみると良いでしょう。
3、階段を一段飛ばしで上る
平さんは体操のほかにも身体を上手に動かすことを心がけています。
例えば、階段を上るときに一段飛ばしで上ることです。
60歳を過ぎて階段を一段飛ばしで上るなんて聞いたら、危険極まりないと思うことでしょう。
事実、50代で膝が痛い、腰が痛いと言っている方は少なくありません。
でも、こうした小さなことの積み重ねが足腰を鍛えているんですね。
平さんは膝ではなく太ももに働く力をつかって上るそうです。
もちろん、階段を下りるときは、さすがに危険なので一段飛ばしはしていませんが、下りるときも膝を上手に曲げて腰を入れて下りるそうです。
こうして、膝に負担がかからない歩き方を心がけているんですね。
ただ、運動は正しい方法で行わないと、逆に身体を痛めてしまうことがあります。
平さんの場合は、幸いなことに、いとこがスポーツトレーナーだそうです。
ですから、あなたも運動を始めるときは、専門家にアドバイスを受けてから始めた方が良いかもしれません。
4、身体は耕すもの
こうした生活習慣を聞くと、平さんが還暦を過ぎても若々しいことは納得できますよね。
平さんはいつも身体を耕すという言葉をつかっています。
荒れた田畑もきちんと耕すことで優良な作物ができますよね。
私たち人間の身体もそれと同じで、いつまでも健康でいるためには、身体をしっかりと耕さなければいけません。
そして、それは毎日の正しい食事や適度な運動の積み重ねによって達成されます。
よく「チリも積もれば山となる」と言いますが、こうした昔からの格言は理にかなっているんですね。
あなたもぜひ身体を耕していつまでも美しく若々しさを保ってくださいね。