健康で長生きするために必要なことvol3

健康で長生きするために必要なことvol3

「あぁ、私もストレスフリーな生活がしたい」

あなたの周りでもそんな会話をされている方がいるのではないでしょうか。
特に、仕事に家事に育児と…「毎日やることがたくさんあって忙しい」という方は、このストレスフリーという言葉に憧れると思います。
今はそれだけストレスの多い社会なのでしょうね。

ですが、ストレスは知らず知らずのうちに私たちの体を蝕んでいきますから気をつけなければいけません。
そこで、健康管理士の金子久美さんにストレスフルな状態から抜け出し、健康で長生きする秘訣を聞いてみました。

1、健康管理士ってどんな仕事?

ー健康関連で◯◯士と聞くと、栄養士を想像する方が多いと思いますが、健康管理士とは一体どんなお仕事なのでしょうか?

健康管理士の資格を取っている方の中には、仕事のためというより「自分の生活のためや健康のために」という方がいらっしゃいます。
私も健康管理士の講習を受けに行ったとき、周りは主婦の方や最高齢で80代という方でした。
そして、「10年先をもっと健康に生きていきたい」とおっしゃっていました。
私は仕事のために健康管理士の資格を取りましたが、みんながみんなそうではありません。
さまざまな面から健康について考え、広く学べるからです。
ストレスと健康、食べ物と健康、仕事と健康など、あらゆる面から勉強するので視野が広がる資格です。なので、さまざまな職業の方がそれぞれの場面で利活用しています。
健康管理士は幅広い知識を身につけることができるので、病院の選び方もわかるようになります。
そう考えると、ある意味、予防医学と健康管理のスペシャリストかもしれませんね。

2、最近の食べ物には怖さもある?

ー健康管理士として一番気になるのは、やはり食ですか?

そうですね。以前、子供に卵サンドを持たせたとき、食べ残してカバンに入れっぱなしだったんです。
でも、卵はカビていたのに食パンは真っ白のままでした。
そのとき、子どもたちはカビすら寄りつかないパンを食べていたことに驚きました。
添加物については、それまであまり気をつけていませんでしたが、腐らないのはむしろ恐いことだなと思いました。
昔のパンは時間が経つとカビていましたよね。

食品企業が保存料や添加物を入れるのは私達消費者に「時間がたっても美味しい物」を提供したいという気持ちがあってのことだと思うんです。でもその結果健康被害を生み出す可能性が出てきてしまった。

最近では企業も変わってきて保存料なし、添加物なしとうたったものを作ってくれています。
パンだと食感は少しパサついていますがこれはごく普通の事。
パンは時間がたてば固くなるし味も落ちる、これを私達消費者が受け入れる事ができたら企業も添加物を入れる必要がなくなるんですよね。

ーでも金子さんは、以前は食べ物を全く気にしていなかったそうですね?

若いときは、食生活は一切気にしてませんでしたね。何食べても肌には影響しなかったし…。
肌のためには
、日焼けしなければ良い、お化粧も長時間塗っていなければ良いなど、外からの目線ばかり気にしていました。
だから、食べ物と肌の関連性は考えず、若ければ寝ていなくても、変なものを食べていても肌は丈夫でした。
でも、40になったとたん、肌はくすむししわも増えてきて。それに体調も悪くなってきて、ちょっと運動すると胸が痛むとか、自転車を5分こいだだけで体に痛みを感じていました。
そして、健康診断を受けたとき、いつ倒れてもおかしくないほど心臓が悪くなっていました。今までの偏った食生活や引っ越しなどからくるストレス、忙しさなどが原因だったかもしれません。

3、ストレスを知りストレスを回避する

ー私たち人間の体は気づかないうちにたくさんのストレスを受けていると言えます。そのため、何かを我慢したり、不摂生が続いたりすると、金子さんのように体がサインを出し始めますから、いかにストレスフリーな生活が大切かよくわかりますね。

そうです。ストレスは自律神経の不調を引き起こします。
自律神経が不調になると、免疫やホルモンバランスが崩れて、それが顔や体に顕著に現れてしまいます。例えば、便秘や肌荒れ、抜け毛などです。
ストレスは我慢できるからといって、我慢していいわけではありません。
自分でできるだけ工夫をして避けていかないと、病気になってしまいます。
特に精神的な病気は外から見えないので、本人だけでなく家族や周りの人たちも大変です。
ストレスから来る不健康や病気というものを、もっと重要視してほしいです。

4、ストレスフリーな生活をするコツ

ーストレスの原因は外的環境と言われますが、ストレスフリーな生活はどうすればできるのでしょうか?

ストレスの原因となるものには近づかないことです。
例えば人間関係、気の合わない人とは一緒にいなくていいわけです。
それでも職場や学校関係は避けられませんが。
大人の対応や必要最低限の挨拶だけやっておきましょう。
それと、嫌だったことは振り返らないこと。
「こんなことを言われた」を後になって「こんな風に言い返せば良かったかな?」と分析をしても大体いい結果にはなりません。
ストレスを家に持ち帰って、もう一回感じているだけなので全く意味がないと思います。できるだけイヤな時間を短くなるように気をつけています。
このように、ストレスフリーな生活を心がけると、心身ともに健康な状態を保つことができます。ストレスという体の外から攻撃を受けないことで肌のツヤを保ったり、胃腸の働きが良くなったりと体の内側が頑丈になっていくのです。

5、アンチエイジングな生き方に必要なこと

いかがだったでしょうか。健康で長生きする秘訣は、いかにストレスフリーな生活をするか?ということがわかったと思います。
ストレスは習慣になってしまうと年齢を重ねたときに必ず差が出ます。
とはいえ、例えば50歳になったとき、同年代よりも若く見られたいという願望は誰もが持っていると思います。
ですから、ストレスを正しく解消することも大切です。
人間は生きるために食べるという本能があります。だから、食生活が乱れることは想像以上にストレスがかかるんですね。
よくストレス解消のためにヤケ食いする方がいますが、当然間違ったストレスの解消法です。
1日2食なら2食、3食なら3食ときちんと時間も決めて必要な栄養をバランスよく摂ることがストレスをブロックする習慣につながるのです。
特に、お肉をしっかり食べてタンパク質を摂り、タンパク質が体に正しくつかわれるために炭水化物も抜かない食事が理想です。
これこそ誰もが憧れるアンチエイジングなのです。

あなたもぜひ5年後、10年後を意識してストレスフリーな生活を心がけ、いつまでも健康で長生きしてくださいね。

【必見】あなたの骨を強くする「パディナパボニカ」とは

パディナパボニカの秘密2