膝の痛み、主な原因ベスト4
日常生活の中で歩いたり、動いたりする事には膝関節がとても重要。
その膝に痛みや不具合を感じている方は意外に多いものです。
普段は意識していませんが、膝が痛いと何かと動きずらいものです。
さらに、スポーツ選手などでは、膝を痛める事が選手生命の危機になる事もあります。
そこで、当たり前の生活を送る為に、膝について考えてみましょう。
膝に痛みが出る前に、出来る事は何か?避けるべき事は何か?見ていきましょう。
①体重の増加
まず1つ目は、体重の増加を防ぐ事です。
暴飲暴食を止め、規則正しく3食しっかり取りましょう。
栄養の偏りを改善し、代謝機能を正常化する事が必要です。
更にウォーキング等の定期的な有酸素運動を行なう事で、脂肪の代謝を促し、筋力の衰えを予防します。
しかし痛みが強い場合などは症状を悪化させてしまう事があるので、
身体の状態を見ながら行って下さい。
日頃から脂肪の少ない健康的な体型を維持するよう心掛けましょう。
そうする事により、膝関節への負担も減少していきます。
②カルシウム不足
次に骨の健康を保つ事です。
骨密度を高めて骨を強くする為にはカルシウムの摂取が必要不可欠です。
カルシウムの摂取と同時にコラーゲンも摂取して下さい。
コラーゲンは骨とカルシウムを結びつける働きをしてくれます。
また、そのコラーゲンを劣化させない働きをしてくれるのが、ビタミンB6やビタミン12、葉酸です。
これらはレバーやアサリ、シジミ等の食材に多く含まれています。
食材から摂取出来れば良いのですが、難しい場合は、サプリメントを利用して補うのも良いと思います。
③日常生活での行動
膝に負担がかからないよう、気を付ける事です。
あまり正座をせず、椅子を使用するようにしましょう。
膝の痛みに悩む人は姿勢が悪い事が多いです。そして、歩き方に問題がある場合もあります。
背筋を伸ばし、膝を適度に曲げ歩行するようにしましょう。
膝が伸びたままでは、地面へ着地した時に膝関節への負担が増してしまいます。
これらの改善には、他の人にチェックしてもらう必要があります。
整体や整骨院などで見てもらう事をオススメします。
④寒い季節
最後に、気温の低い時期は特に注意が必要です。
寒さで身体が冷えると、血管が細くなり、血流が悪くなります。
同じ姿勢でいる事のない様にしましょう。同じ姿勢でいると血行不良の原因になります。
血行不良になると膝の痛みが増してしまいます。
寒い季節の外出にはサポーターを使用するなど、保温を心掛けて下さい。
また、膝の痛みをかばいながら生活していると、他の箇所へ痛みが出てくる事もあります。
寒い季節は、節々が痛みやすいので、更に気を付けて下さい。
最後に
これらのポイントに注意すれば膝の痛みを和らげたり、改善させる事が期待できます。
しかし膝の痛みは関節の変形が原因であったり、内臓疾患が原因である場合もあります。
安易に考えず、医師の診察が必要な場合もあるので、
痛みや違和感がある時は、専門医に相談しましょう。